ライター紹介
--助けて!ミトミえもーん!
どうしました?後輩くん。一万回接待したなんて豪語してしまったので、後輩くん達が接待に関する質問にやってきます。でも、面倒だなんて思っていませんよ。だって、彼らの悩みの種は、ミトミえもんの記事の種ですから。今回はいったいどういう悩みなのでしょうか?
--先輩、新しい接待店のネタないですか?
おっと、いつも以上の乱暴な相談来ましたねぇ。なぜ、身銭をきって探し当てた原石のネタを後輩くんに教えなきゃいけないのでしょう。え?クライアントに君のネタは全部ネットに載っているって言われた?君の先輩もたいしたことないねですって。
それは全力で悔しいですね。ついつい闘争本能が湧き上がります。いいでしょう、1年以内にオープンした接待で使える素敵なお店を紹介しましょう。しかも、新規店を見つけるコツつきでね。
新しくていい店を探すのに一番確実なのは、一流店の出身者が開いたお店
--でも、やっぱり情報はネットや雑誌からですよね?
そんなことは全然ありません。一番手っ取り早いのは一流店の出身者の独立狙いです。だけどそのぶん人気になるのはあっという間ですが。
例えば西麻布にある「crony(クローニー)」とかすごいですよ。オーナーソムリエやシェフはミシュラン三ツ星のフレンチのカンテサンスのご出身。しかも、高級フレンチ志向ではなく若干カジュアルさも感じさせてくれます。
ワインも充実していて、ワイン好きの女性なんかの接待にはいいんじゃないでしょうか。でも、食通の人なら既に知ってるかもしれないです。それほど人気急上昇中です。
- Crony
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東京都 港区 西麻布
フランス料理
料理の「数」自体がクリエイティブなイタリアン
--さらに、面白いとこないですか?びっくりするとこ!
後輩くんの語彙力は小学生並みですね。びっくりするとこって、、、
その言葉にぴったりなお店がありますよ。次に紹介するのはイタリアンの「珀狼(はくろう)」。素敵な内装にオープンなカウンターキッチンというだけでもテンションがあがりますが、ここのすごいのは何といっても料理の数。
なんと24種類も出てくるんです!そんなに食えない?安心してください、一口とは言わないまでも少量で多品種とコンセプトなので。次から次に提供される料理にクライアントさんのテンションがあがるのは間違いなしです。
- 珀狼
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東京都 港区 西麻布
イタリア料理
ちなみに、ここは同じく少量多品種を売りに人気店となった中華の「虎峰(こほう)」と同じ経営です。シェフだけでなく経営母体が展開する新規店を狙ってくなんて方法もあります。
- 虎峰
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東京都 港区 六本木
中華料理
二次会にぴったりな新しい西麻布のバー
--ちょっとエロい二次会の店とかあります?
むむむ、目的変わってませんか?さては、また情報聞き出してデートに使おうとしてますね。素敵な店って意味ですかね? にわかに信じがたいですが、とっておきの店をお教えしましょう。
西麻布にある「笄町 濵矢(こうがいちょう はまや」というお店なのですが、ここは創作の日本料理店。世界各国で腕を磨いたシェフの料理もいいのですが、併設しているバーだけの利用も可能。
しかも、ここのバーの雰囲気にやられること間違いなし。百聞は一見に如かず、とにかく写真をご覧ください。
女性のクライアントさんなら素直に喜んでくれるでしょうし、男性のクライアントさんなら今度使ってくださいとドヤ顔で言い放ちましょう。ただし!デート相手の女の子にドヤ顔するのは禁止ですよ。
- 現代創作日本料理 笄町 濱矢
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東京都 港区 西麻布
創作料理
野菜が美味すぎる銀座の新レストラン
--先輩、なんか西麻布ばっかりすね。
そういえばそうですね、失礼しました。というか、後輩くんに怒られるのは違和感しか感じませんが、銀座の新店も1つご紹介しましょう。銀座のコリドー街にある「銀座らんぷ」。店の由来は肉の部位であるランプなのでメインはステーキ。
だけど一番注目してほしいのは、無農薬など当たり前、肥料さえも使わない自然栽培で作った野菜達です。スペシャリテの野菜のテリーヌなんかすべて違った調理法の野菜で層を作ってるんですよ。クライアントさんにはずっと健康でいてもらいたいんで!とか言っちゃいましょう。
- 熟成牛ステーキとワイン 自然派フレンチbis 銀座らんぷ
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東京都 中央区 銀座
創作料理
最後に
--しかし、先輩も大変ですね。いつも新店探してるんですもんね。
そうですよ。それがわかってるなら、もっと感謝してください。というか、たまには新しい店見つけました!みたいな報告を待ってますよ。いつも新しい彼女できました!という報告しかないですからね。
ミトミえもんおススメの店
『L'ottocento(ロットチェント)』
リストランテとして名高いサローネグループが新しく仕掛けたカジュアル路線の店。アラカルトで楽しめる料理で、それぞれにワインとのマリアージュの提案もあります。
『L'ottocento』とはイタリア語で1800年代という意味。
それまでの貴族料理としてのイタリア料理が庶民の食へと融合、移行していった時期なんだとか。
是非食べてほしいのは「神戸風じゃがいもロースト」
神戸牛の牛脂を使ったじゃがいものロースト。高級料理のニュアンスを安くカジュアルの提供するコンセプトにぴったりな一品です。
参考:https://ameblo.jp/nobuhiromitomi/entry-12213270536.html
- L'ottocento
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東京都 中央区 日本橋小網町
イタリア料理