"Rがつかない月に牡蠣は食べない"の真相とは？　酒量が増える時期、肝臓を丈夫に保つ牡蠣を肴にせよ

いよいよ11月。今年も残り2ヶ月となり、なんとなく気持ちが忙しくなる時期に突入しましたね。11月7日には立冬を迎え、暦の上では冬を迎えます。

さて、冬に旬を迎える食べ物といえば、小松菜、白菜などの葉物野菜や、大根などの根菜類。魚介類では鰤（ブリ）や鱈（タラ）などがあります。

そして、この時期忘れてはならないのが「牡蠣（カキ）」。最近は牡蠣小屋、オイスターバーなど牡蠣をメインにしたお店もどんどん増えてきました。

そう、11月の旬食材はぷりっぷりで美味しくなる「牡蠣」を紹介します。

「R」のない月には、牡蠣は食べてはいけないの真相とは？

ヨーロッパでは「R」のつかない月、つまりMay(5月)、June（6月）、July（7月）、August（8月）は牡蠣を食べるべきではないと言われているのをご存知ですか？

これにはふたつの理由がありました。

ひとつめは「この時期に産卵期を迎える牡蠣は、産卵して身が痩せるため美味しくない」から。

ふたつめは「海水温が上がるため、食中毒を考慮して」。

そんな理由から、牡蠣は5月から8月は食べるのは避けるべきと言われていたのです。

しかし、それは過去の話。最近は、流通や冷蔵技術発達により通年を通して牡蠣を味わうことができるようになりました。また日本には夏には夏に旬を迎える「岩牡蠣」もありますよね。

とは言え、秋から冬にかけて旬を迎えるのが「真牡蠣」。ぷっくり身が大きく美味しくなるのはこれからの季節。美味しい旬の恵を楽しみたいですね。

牡蠣はミネラルたっぷりでヘルシー

牡蠣はその乳白色な見た目と、牛乳の様に栄養がたっぷり含まれていることから「海のミルク」と呼ばれています。

主にたんぱく質・ビタミン・ミネラルなどを多く含みますが、中でも注目すべきな栄養素は「亜鉛」です。

じつは、亜鉛は日本人は不足が懸念されている栄養素。亜鉛が不足すると免疫力が下がったり、髪や皮膚が健康に保たれなかったり、味覚が鈍るなどの症状が。

その他にも肝臓を丈夫に保つ「タウリン」も多いため、お酒を飲む際に牡蠣をおつまみにすると二日酔いになりにくいという嬉しい効果も期待できますよ。

その上、牡蠣は大粒のものでもおよそ12kcalと低カロリーなのも嬉しいですよね。

生で？フライで？それとも焼いて？　牡蠣の名店をどどーんとご紹介！

品川　グランド・セントラル・オイスター・バー&レストラン 品川店

「世界一有名なオイスターバー」ニューヨークのグランドセントラル駅にあるオイスターバーの世界2号店。日本のみならず、世界の牡蠣を味わえます。

グランド・セントラル・オイスター・バー&レストラン 品川店

東京都 港区 港南
オイスターバー

有楽町　レバンテ

昭和22年創業のビアレストラン。ビールと一緒に味わう「的矢の牡蠣」の牡蠣フライが絶品

レバンテ

東京都 千代田区 丸の内
ビアバー

浅草　牡蠣小屋海賊船

東京にいながら牡蠣小屋体験ができます。なんと2,980円で焼き牡蠣90分食べ放題！

牡蠣小屋海賊船

東京都 台東区 花川戸
魚介・海鮮料理

渋谷　パッチョ　オイスターバー　渋谷

一年中牡蠣を使ったメニューが楽しめるイタリア料理店。ランチタイムにも提供されている「牡蠣と広島野菜のぺペロンチーノ」が人気。

パッチョ　オイスターバー　渋谷

東京都 渋谷区 道玄坂
オイスターバー

気になるお店は見つかりましたか？一番美味しい旬の恵みをぜひ楽しんでくださいね。