横浜~海老名や湘南台を走る私鉄、相模鉄道・通称「相鉄(そうてつ)」は、今年で設立から100周年を迎えます。
そのお祝いとして、相鉄の電車に揺られながら、神奈川生まれ神奈川育ちのライターが注目スポットや絶品グルメをご紹介する企画第二弾! 果たして今回はどんな出会いが待っているのでしょうか?
今回も旅のスタートは相鉄線横浜駅から。引き続き、モデル・タレントなどマルチに活躍する友稀サナさんに同行してもらいました。
まるで外国? 近未来? フォトジェニックな「ゆめが丘」駅のホームに寄り道
今回目指す駅は「緑園都市」駅。横浜駅から相鉄いずみ野線の快速電車に乗り17分ほどで到着する予定です。
……が、今回も相鉄線に乗るなら是非チェックしておきたいフォトスポットがあるとの情報を聞きつけ、急きょ行き先変更! 一旦緑園都市駅を通過し、その先にある「ゆめが丘」駅で途中下車。ホームに降り立ってみると……
ブルーの鉄骨がカーブしてアーチ状になった、超・個性的な設計! ところどころにあしらわれたイエローもビビットで、どこか異国の地に降り立ったか、はたまた22世紀に来てしまったのか、そんな錯覚すら覚えそうになります。
一度見たら忘れられないホームは、TVCMやドラマの撮影などでも頻繁に利用されているのだとか。ただその場に立っているだけで絵になる、穴場なフォトジェニックスポットです。
[前回の記事]で登場した、リニューアルした9000系とのコラボレーションも!
高架下で昼からほろ酔い気分♪ 「酒と板そば ともしび」で贅沢な昼吞み
ゆめが丘で撮影を楽しんでいたら、すっかりお腹が空いてきてしまいました……改めて電車に乗り込み、本来の目的地である緑園都市駅に向かいます。
……ところで、相鉄線の駅名ってきれい&かっこいい名前が多いように思いませんか?
今回紹介した「ゆめが丘」「緑園都市」はもちろん、「希望ケ丘」「星川」「鶴ケ峰」「南万騎が原」など、思わず声に出したい・文字に書きたくなるような駅名が多く、路線図を眺めているのも楽しい時間です。
そんなことを考えているうちに、電車は緑園都市駅に到着! 本日お邪魔するお店は、ここから徒歩1分の高架下にあります。
ありました、「酒と板そば ともしび」です。扉に大きく「昼吞み大歓迎」と書かれているように、お昼のランチメニューの他にも全てのメニューがオーダーできる、居酒屋感覚で入れるお蕎麦屋さんです。
カウンターの前にはワインや日本酒がずらり!店内も木をモチーフとしたあたたかみのある空間が広がります。
「コンセプトは『飲めるお蕎麦屋さん』。日本酒は季節に合わせて仕入れるお酒は変えているそうで、お料理もそれに合わせて旬の食材を使用しています。いつ来ても新しい出会いがあるような、バラティ豊かなお酒とお料理を楽しんでいただきたいです」(ともしび店長・古宮さん)
お店の思いがこもったお酒と料理の数々、お腹もペコペコなことですし、早速いただきます!
「この一皿で7種類のおつまみが一口づつ楽しめて、さらに食前酒(この日は秋田の新政NO6純米吟醸をいただきました)まで付いてくるなんて嬉しいですね♪本格的にお腹が空いてきちゃった!」(サナ)
「お蕎麦は喉越しが良くて食感がしっかりしてます。ツナギに山芋を使用しているから、醤油ベースのツケダレとの相性も抜群♪ 1〜2人前でせいろ3枚分とボリュームたっぷり、小分けに盛り付けてあるので友達とシェアして食べたら楽しそう!
かき揚げは全然脂っこくなくて、サックサクのふわっふわ! 鴨もやわらかくておいしいし……これはお昼から深酒しちゃうかも……」(サナ)
そばつゆは、基本の出汁つゆやつけとろ汁、西京みそを使用して作った店長おすすめの温かいカレー南蛮汁など、約10種類。バリエーション豊富なつゆの中から好きなものを選べるのも魅力です。
「今の寒い季節は、あたたかいお鍋や旬の牡蠣などをお出ししています。おすすめはそばつゆでお召し上がりいただく蔵王鴨鍋や、赤穂産の牡蠣の治部煮。
緑園都市駅からすぐなので、ぜひまたお友だちと一緒に食べに来てくださいね」(古宮さん)
あたたかい笑顔とおいしい料理のおもてなしに大満足! ほろ酔い気分で外に出ても、駅はすぐそこなので帰りも楽ちん。高架下に見つけた憩いの空間、またすぐ足を運んでしまいそうです。
- 酒と板そば ともしび
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神奈川県 横浜市泉区 緑園
そば(蕎麦)
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ライター紹介
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芳賀直美
- フリーライター/編集者。神奈川県出身。WEB制作会社、編集プロダクションを経て2016年に独立。カルチャー、美容、グルメなど、ジャンル問わず執筆中。パンダとお酒が好きです。