いよいよ4月。入学、進学、入社、転勤など新生活が始まる人も多い季節ですね。
新生活といえば、その環境に慣れるまでは疲れもたまりやすいもの。そんな時こそしっかり食べて栄養補給をしたいですよね。
そこで今回ご紹介する食材は「卵」。
卵は、ビタミンCと食物繊維以外の栄養素を全て含んでいることから「完全栄養食品」と言われています。中でも疲労回復に効果が期待できる、たんぱく質やビタミンB群を多く含みます。
ところで、年間を通して食べられている卵にも、実は旬があるのを知っていますか?
私たちにとって身近な食材「卵」の、知ってるようで知らない豆知識をご紹介しましょう!
執筆・監修
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尾花友理
- 給食委託会社において産業給食、保育園給食などの献立作成及び給食管理、栄養相談など経験したのち、料理研究家のアシスタントとしてレシピ開発、料理講師、テレビや書籍の撮影アシスタントなどとして活動。その後、レシピサイト運営会社において管理栄養士として調理や食の安全に関す業務などに従事後、独立
「無精卵」と「有精卵」の違い知ってる?
鶏の卵には 「無精卵」と「有精卵」があるのを知っていますか?
スーパーなどで販売されている一般的な卵はほとんどが「無精卵」です。少し値段が高い卵をみるとパッケージに「有精卵」と書いてあったり、飲食店などでも時々「有精卵の卵焼き」など見かけることがありますよね。
さて、この「無精卵」と「有精卵」。いったい何が違うのでしょうか?
実はメスの鶏は、受精しなくても卵を産むことができます。人間で例えるなら排卵にあたります。その受精せずに産んだ卵を「無精卵」と言い、無精卵はひよこに孵化することはありません。一方、有精卵はオスと交尾し受精して産まれた卵で、あたためるとひよこに孵化します。
気になるのは、無精卵と有精卵、味や栄養の違いはあるのかどうかですよね?
有精卵の方が、ひよこに孵化するから栄養がありそう、そんなイメージを持つ人も多いようですが、実は栄養学的に見ても、味の面でも無精卵と有精卵に大きな違いはないのだそうです。
卵の旬は「春」。その理由とは?
もともと鶏も他の鳥と同じように、春から初夏にかけて卵を産んでいました。春に産まれる卵は、ゆっくり時間をかけて成熟していくため、栄養価も味も良いと言われています。
しかしながら現在は、安定的に一年を通して供給するため、人工的に採卵がされているので、一部の自然交配が可能な飼育環境で育った卵を除けば、季節によって味や栄養価が変わることはほとんどありません。
卵は生はもちろん、茹でても、焼いても、蒸しても、揚げても美味しく卵料理は数多くありますが、今回は、みんな大好きなオムライスの美味しいお店をRettyの中からご紹介します!
東京・目白「レフティ」
行列の絶えない人気店。美味しさはもちろんのこと、そのボリュームも人気の秘密なのだそう。
- LEFTY
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東京都 豊島区 目白
オムライス
東京・中野「フランキーアンドトリニティー」
チキンライスの上にのったオムレツがインスタ映えすると、特に女性客に大人気。写真撮影のあとは、ふわふわオムレツにナイフを入れれば、とろ〜りを楽しめます。
- フランキーアンドトリニティー
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東京都 中野区 中央
オムライス
東京・神田「美味卵家」
神田のガード下でカウンターのみのオムハヤシとオムライス専門店。濃厚なデミグラスソースととろける卵のコンビネーションを楽しんで。
- 美味卵家
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東京都 千代田区 鍛冶町
洋食
いかがでしたか?
気候も良く、お出かけが楽しいこの季節。ふわふわとろとろのオムレツを味わいに訪れてみてくださいね。