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連載:結局、餃子とビール

羊餃子&点心をビールで流しこむ快楽!とにかくお酒が進む「羊香味坊」の羊料理たち

こんにちは、餃子専門ブログ「東京餃子通信」編集長の塚田です。

羊肉はジューシーかつ旨味が強い一方で、牛肉や豚肉に比較すると低カロリーでヘルシーなため、女性を中心とした高い人気を後押しにして色々な食べ方ができる羊肉料理専門店が増えてきました。

今回は人気の羊肉専門店が提供する、激ウマ羊肉餃子をご紹介したいと思います。

羊肉料理専門店のラム肉入り焼き餃子

神田の中国東北料理の名店「味坊」の3号店として御徒町駅近くに開店した「羊香味坊」は、その名の通り羊肉料理の専門店。

2016年11年のオープン直後から連日、羊肉好きのお客さんで賑わいを見せています。

「羊香味坊」でビールのお供として一番にお勧めしたいのが「ラム肉入り焼き餃子」

羊肉を使った焼き餃子は、他ではなかなか食べることができません。

カリッと焼き上げた小ぶりの餃子の中にはジューシーなラム肉がたっぷり詰まっています。

上質なラム肉の旨味とスパイスの香りはビールを進めてくれます。特に「ラム肉入り焼き餃子」と合わせて飲んで欲しいのがホワイトビールの「白穂乃香」。

サッポロビールが厳選したお店でしか飲めない貴重なビールです。フルーティで華やかな香りが特徴で旨味の強いラム肉との相性が抜群ですよ。

いろんな餃子が楽しめるのも魅力

「羊香味坊」では、中国東北地方の料理を中心としたメニュー展開をしているため、焼き餃子以外の中国本土ならではの餃子や点心類も楽しめます。

羊香水餃

「羊香水餃」は手延べのモチモチっとした皮にラム肉とパクチーの餡が包まれた水餃子です。黒酢をさっとかけて食べるのが味坊流。

餃子のサイズは小ぶりなので一口でパクリと食べると、皮の奥からはジュワッとラム肉の脂の甘みたっぷりの肉汁が染み出てきます。

ラム肉とパクチーの相乗効果で、羊肉の良いところがより楽しめる餃子です。

蒸し餃子

「蒸し餃子」は「羊香味坊」の餃子のなかで唯一、餡の具材に羊肉を使っていない餃子です。

そして、皮もそば粉を使った少し色のついた皮で包んだ特徴的な餃子です。

餡は野菜たっぷりで、卵や春雨などがアクセントに使われています。

とてもさっぱりしていて、羊料理が続くなかで箸休め的にも使えますね。蒸し餃子も黒酢をかけて食べるのがお勧めです。

小ラム肉籠包

「小ラム肉籠包」も、水餃子や蒸し餃子と食べ比べをしてみると面白いメニューです。

薄めの皮に包まれているのは、もちろん羊肉餡です。

蒸したての小籠包を蒸篭から直接箸でつまんで一口で頬張ると、熱々で旨味たっぷりの肉汁が口の中に広がります。

熱さを我慢して肉汁を一滴逃さず食べましょう。

ラム肉のお焼き

さらに変わった点心メニューの「ラム肉のお焼き」も人気です。

日本人にわかりやすく「お焼き」と読んでいますが、中国では焼餅という屋台などでよく食べられるB級グルメ的な料理です。

中国では餡の具材は豚肉や野菜など多種多様なのですが、「羊香味坊」では当然ラム肉を使います。

モチモチ感のある皮でたっぷりのラム肉餡が包まれ、両面がカリッと焼かれているのが特徴です。かなり大きめで、とても食べ応えのあります。

このように「羊香味坊」では、多種多様な餃子や点心類が楽しめるので、それぞれ食べ比べをして、ビールとの相性を確認してみるのも楽しいと思いますよ。

前菜も串焼きもチャーハンも羊肉尽くし

「羊香味坊」は羊肉専門店なので、あらゆるメニューで羊肉が楽しめます。

例えば、四川料理の前菜の定番「よだれ鶏」も「羊香味坊」にかかれば「よだれラム」として羊肉料理に変身。

蒸したラム肉の上に花椒やラー油を使ったソースとパクチーがたっぷり盛られています。ラム肉と花椒とパクチーの風味で、食欲が促進される逸品です。

ラム肉のいろんな部位を楽しみたい方には、串焼きがお勧めです。

ショルダーやレバー、ランプ、ネックのラム肉の部位による食感の違いや風味の違いを比べながら食べられるのが面白いですね。

これらの羊肉料理には、自然派ワインと合わせるのもお勧めです。

「羊香味坊」では、ボトルワインも2,500円〜とかなりリーズナブルな価格設定。スパイスの刺激に誘われて、ワインを飲みすぎないように注意しましょう。

締めのチャーハン「羊香炒飯」にも、ラム肉とパクチー、そしてクミンなどのスパイスがたっぷり使われていて、羊肉好きにはたまらない味わいの炒飯です。

ただし、ラム肉、パクチー、クミンの組み合わせは、食欲を刺激し、お酒の進みを加速させてしまうので、締めとしての役割は果たせないのが難点ではあります。

羊肉好きで、餃子好きで、ビールが好きな方には絶対満足してもらえると思うので、是非一度足をはこんでみてください。

ライター紹介

塚田亮一
塚田亮一
餃子の食べ歩きブログ「東京餃子通信」編集長。「餃子は完全食」のスローガンのもと、訪問したお店は1,000軒以上。首都圏を始め、宇都宮・浜松などのご当地餃子の街、さらには世界中の「美味しい餃子」を求めて食べ歩く餃子のスペシャリスト。食べあるきオールスターズ「食べあるキング」の餃子担当も務める。
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