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連載:今月の旬・美味しさ最高潮のいま食べたいもの

"牡蠣"の疲労回復効果がスゴすぎて驚き…さらに生食用・加熱用の違いって知ってる?

いよいよ11月がスタート。早いもので今年もあと2ヶ月となりました。

寒くなるこれからの季節は、風邪を引くなど体調を崩しやすい時期でもありますよね。毎日元気に過ごすためにはしっかり食べて十分な睡眠をとることが重要です。

そこで今回は、これからの季節、風邪に負けない元気な体を作るために貢献する食材、「牡蠣」をご紹介します。

牡蠣に期待できる効果とは?

牡蠣には栄養ドリンクにも配合されているアミノ酸の一種『タウリン』や、食事で摂った糖質をエネルギーに変換するのを手助けする『ビタミンB1』、『ビタミンB2』が豊富に含まれているため、疲労回復効果が期待できます。

そのほか、現代人に不足が懸念されている 『鉄分』、『亜鉛』が含まれています。

この亜鉛は、免疫力を高める効果が期待できる栄養素。

美味しく食べて不足しがちな栄養素も摂れるなんて、なんとも嬉しい限りですね。

生食用と加熱用の違いとは?

ところで、店頭で売られている牡蠣には「加熱用」、「生食用」と区別されていますよね。

この違い、何だか知っていますか?

「生食用」と書かれていたら刺身用の魚同様、加熱用よりも鮮度が良いというイメージを持つ人が多いかもしれません。

しかし牡蠣に限っていえば、生食用は鮮度が良いというわけではないのです。

牡蠣はノロウィルスなどの食中毒を起こしやすい食材です。その理由は海水を通すフィルターのような仕組みで、プランクトンを取り込んで成長するため。

この時に、食中毒の原因になるウイルスや菌も一緒に取り込んでしまうことがあるのです。

そのため、生食用の牡蠣は食中毒の原因となるウィルスや菌が無いきれいな水質で養殖され、さらに出荷前に滅菌処理されています。

生食でも安全に食べられる反面、滅菌処理の間にうま味が逃げてしまい、水っぽく、身が痩せてしまうものが多いと言われています。

一方「加熱用」の牡蠣は、栄養分の豊富な海域で養殖されることが多く、生食用と比べて身が大粒でしっかりしており食感もプリプリ。味も濃厚と言われています。

そのため加熱調理する場合には、加熱用の牡蠣を選ぶのが正解です。

ただし、加熱用牡蠣には食中毒を引き起こす危険性のあるウイルスや菌が潜んでいる可能性があるため、必ずしっかり加熱(中心部を85~90℃で90秒以上加熱)してから食べるようにしましょう。

さて、ここからは旬の牡蠣を美味しく味わえるお店をご紹介します。

日本橋・三友

「爆弾カキフライ」と呼ばれる特大のカキフライが人気メニュー。フライの中には小さな牡蠣が5〜7個程入っており、この牡蠣フライ目当てに行列ができるのだそう!

林 正利 さんの投稿より

林 正利 さんの投稿より

画像引用元:https://retty.me/area/PRE13/ARE10/SUB1001/100000133166/23054311/

新橋 ・かき家 こだはる 新橋本店

全国から約15種類の生牡蠣を仕入れ、最高の状態で提供してくれます。海の塩分濃度によって全く味の違う、生牡蠣の食べ比べを楽しめます。

Megumi Takasu  さんの投稿より

Megumi Takasu さんの投稿より

画像引用元:https://retty.me/area/PRE13/ARE2/SUB1601/100000665216/29152565/

阿佐ヶ谷・かきっこ商店

阿佐ヶ谷にある、広島県産牡蠣の専門店。食べ放題・飲み放題で3,000円というコスパの良さで大人気!牡蠣以外のメニューも充実しています。

Yuki Muragishi  さんの投稿より

Yuki Muragishi さんの投稿より

画像引用元:https://retty.me/area/PRE13/ARE12/SUB1206/100001168731/30378207/

銀座・かなわ

銀座にある魚介料理専門店。看板メニューである牡蠣は、広島大黒神島の専用筏で採れた新鮮で、安全な自慢の牡蠣を提供するこだわりの品。牡蠣好きだけなく、そうでなかった人もトリコになる美味しさなんだとか。

Tomoya Kawamuraさんの投稿より

Tomoya Kawamuraさんの投稿より

画像引用元:https://retty.me/area/PRE13/ARE2/SUB201/100000453652/3425911/

いかがでしたか?牡蠣を美味しく食べて、毎日を元気に過ごしてくださいね!

執筆・監修

尾花友理
尾花友理
給食委託会社において産業給食、保育園給食などの献立作成及び給食管理、栄養相談など経験したのち、料理研究家のアシスタントとしてレシピ開発、料理講師、テレビや書籍の撮影アシスタントなどとして活動。その後、レシピサイト運営会社において管理栄養士として調理や食の安全に関す業務などに従事後、独立
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