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連載:東京駅で必ず食べたい!オススメ絶品ラーメン店10選

東京駅で必ず食べたい!オススメ絶品ラーメン店10選(後編)

今、東京駅周辺の“ラーメンスポット”が、ホットなことになっています。このあたり、近くで働く大人たちがラーメンを楽しめるお店が、嬉しいくらい大充実しているんです。

そこで今回は東京駅近くにある、大人にオススメしたいラーメン店を5店舗ご紹介します! 前編で取り上げた、KITTE丸の内地下1階「ラーメン激戦区 東京・丸の内」のイチオシ5店舗もあわせてお楽しみください。

東京駅近辺で働く人、東京駅近くに来た人たちにオススメのラーメンをピックアップし、味や魅力を伝えてくれるのは、ラーメンイベントプロデューサーの森本聡子さんと激辛ラーメン大好きな西谷美希さん。

ラーメンを愛するおふたりに、早速レポートしてもらいます。

森本聡子:おはよう! 今日は「東京駅周辺ラーメン食べ尽くしツアー」2日目! 昨日はぐっすり寝られた?

西谷美希:正直に言ってもいいですか?

森本:ん?

西谷:昨日2杯食べ終わって、「明日3軒の連食はムリだぁぁぁぁ」って思ったんですけど……今朝起きた瞬間からお腹がぐぅ~って鳴ったんですよ! あ、これがいわゆる胃の超拡張かなって! ってことで3杯、余裕っす! チッス!

森本:(あ~、典型的なパターンだ……)み、美希ちゃん? 本当に大丈夫? もしあれだったら私が3軒食べ……。

西谷:うふふ。楽勝ですッ!

森本:そ、そうなの? それじゃ……今日も楽しもうね!(いつでも助っ人に呼んでくれて大丈夫だよ!)

おひとりさまでも入りやすい!大人女性から高支持率の麻辣刀削麺「刀削麺酒坊 東京駅店」

まずは森本さんが訪ねた2店舗のレポートからご紹介します。

普段のラーメン生活でいえば、「ラーメン専門店」か「町中華」が多めなアラサーの私! 47都道府県も制覇してきたし、それなりに知識はあると自負しております!

しか〜し、つい先日、憧れの先輩から「ねぇ森本さん。ラーメン女子目線でいい感じの中華はないの?」という、お洒落かつ高度な質問をされて頭の中は真っ白に。

ラーメン業界の広報として(自称)、以後同じ質問にはスマートにお答えしたいと決意。

まずは東京駅ど真ん中の、お洒落だけど行きやすい中華をマスターしておかねばなるまい。そう意気込んでやって来たのがコチラのお店!

入口にバーンとお得コースの案内ポスターが! 絶品中華が92品も食べ放題+飲み放題コースが2時間4,000円(税抜)のコースを発見。

え? 中国出身の料理人が腕を振るう本格中華でコレは超お得だぞ。しかも2名様より注文OKらしい!

本音を言えば昼から飲んだくれたいところ! でも、ラーメンをしっかり味わい、レポートするために今日のところは我慢。

さて、まずは店内を観察! ソファー席、カウンター席など用途に合わせた席も多いので大人数でもOKそう。

ランチタイムは混み合いそうだけど、基本的には待つことなく、スムーズに入れる安心感。プライスレス。大箱の良いところですね!

「マーラー刀削麵」

「マーラー刀削麵」

そんな私がオーダーするのは「マーラー刀削麵」(950円)。正直アレもコレも食べてみたかったけど次回の宿題にしようっと。

生地を細長くして、鍋の中に包丁でシュシュシュと削ぎ落として茹でる、あの姿を想像しながら真っ赤なラーメンが着丼。

十種類の漢方スパイスで作った程よい痺れと辛さ! 1口目のスープは胡麻ぺーストが強めで、しっかりとコクがあり、それほど辛さを感じません。コレは美味しいです!

しかし、辛いのがそこまで得意でない私からすると、3口目には額から汗がじんわり。5口目には鼻の下に汗をかいていました!

ふうふうしながらパクチーと肉味噌を絡め、味の変化を楽しみながら食べ進めていきましょ〜。

麺は刀削麺なので長短の差があり、日本のラーメンでは感じることのできない、独特な食感で面白いです。

事前に調べたところ、超高級店っぽい! でも、直接足を運んでみると、おひとりさま女性でも気軽に入店できる印象で、私自身はとても寛げる感じがありました。

テーブル席・カウンター席、どちらもおひとりさま対応OKな感じでした! 中華料理店にカウンター席があるのは珍しいですね。中華料理も気兼ねなく楽しめるのが、最大の魅力かもしれません。

もう食べた!? 絶品薬膳スープに長〜い長〜い麺が特徴の蘭州ラーメン「馬子禄 牛肉面 東京駅店」

中国で最も有名なラーメンともいえる「蘭州ラーメン」。本格派の蘭州ラーメンを提供するお店として、神保町に日本初上陸!

日本人店長がシルクロードの蘭州市にある「馬子禄」本店に何度も足を運び、弟子入りして修業に励みました。

2017年はラーメン業界でも話題となり、蘭州ラーメンブームの火付け役に! こちら、グラントウキョウサウスタワーにできた待望の2号店は、東京駅直結だから雨の日でもアクセスしやすいです。

また、お店自体が「ハラル認証」の最高評価である「AAA」を受賞していて、いろいろな国の方にもオススメできそう!

「蘭州牛肉面」

「蘭州牛肉面」

メニューは「蘭州牛肉面」(950円)の1種類だけ(※)。その代わりといってはなんですが、麺を9種類から選べることにびっくりします!

神保町店のオープン時は、たしか細麺・平麺・三角麺の3種類だけだったはず。ここ数年で9種類にバージョンアップしたことになります。

手打ち麺にはとても高度な技術が必要なので、教育体制がしっかりしているんだろうな。私のお気に入りは「2番」の細麺。ただ、細麺といっても日本の感覚よりは太く、かん水の味もさほどしないため、手延べうどんに近い印象!

三角麺にもトライしてみたい。それにしてもこの麺どこまで続くの!? というほど長いのも特徴ですが、取り分けたいときは、店員さんに一言伝えるとハサミを貸してもらえます!

鶏や豚は使わず、牛とスパイスを煮込んだ薬膳スープは、おうちに持ち帰りたいくらい絶品。トッピングはひたひたに煮込まれた牛肉チャーシューや大根、パクチーと共に添えられた葉ニンニクなど。

ラーメンのトッピングとしては珍しいものばかりですが、コレがよく合うんです。手作りラー油の「赤」も白濁スープにバッチリ映えます!

さて、ここで、豆知識を3つ。
1.この蘭州ラーメンというジャンル、実は本場まで食べに行ったほど、私のお気に入りカテゴリなんです!

2.緑茶に見えるお茶は、なんと烏龍茶。こんな色の烏龍茶は初めて! スタッフさんが教えてくれました。

3.長い麺には「長寿の願いが込められている」と言われています。

※パクチー抜きやラー油抜きも選べるため、苦手な方でも安心してくださいネ。
※麺の大盛りはなく、牛肉増し(200円)かパクチー増し(120円)ができますよ。

入口から店内まで綺麗なパクチー色で統一。これはまるで「女性たちが憧れることが多いティファニーブルーのようだわ!」と、食べる前からテンションが上がってしまった筆者の私。

内観は3区間に分けられ、2区間目のゾーンでは、厨房で麺を作る様子が見えます。そこではスタッフさんとの会話も弾むはず。

今回、私が食べたのは一番奥の3区間のゾーン。半個室風で照明も明るく、特別感があります!

古民家風で落ち着く神保町本店は仕事仲間と行くのも良し、東京駅直結のグラントウキョウサウスタワー店は、デート使いにも良さそうです。2店舗を使い分けたい!

呑んで食べて〆にも◎。東京駅で“居酒屋使い”が叶う「博多うま馬」

ここからは西谷さんのレポートです!

昭和15年、福岡・博多で初めて誕生した豚骨ラーメン店「三馬路」の味を受け継ぐお店。

一見、博多料理が美味しい居酒屋さんかな? と思う外観と、お洒落なダイニングバーかと思える内観のギャップに驚き!

赤い暖簾をくぐるまでは気づかなかったのですが、店内に入った瞬間に「豚骨の香り」が漂います。

これが噂の本場の香りなのかしら? と、一気にとんこつラーメンモード突入です!

「源流博多ラーメン」

「源流博多ラーメン」

着丼した「源流博多ラーメン」(800円)は、想像していた豚骨スープに比べて、白い濁り感が少なめ。見た目はかなりさっぱりめですが、味はかなりの“ど豚骨”。

博多ラーメンでは珍しい平べったい平打ち麺。唇へのあたりはソフトでしたが、口の中で踊るような麺でした(後で聡子さんに聞くと、本場博多の老舗は平麺が比較的多いそうです。勉強してきます)!

チャーシューのふちには程よい焦げ目が付いていてトロットロ。このチャーシュー、嫌いな人いるのかな? いや、いなさそう。ちょっとした箸休めにピッタリでした!

居酒屋使いも可能なので、〆のラーメンまで同じお店で食べたい方、私のように飲兵衛な方にもうってつけのお店です。

替玉、おかわりー! (と、心の中で言ってみる……)

焼き鳥をはじめとするザ・居酒屋メニュー、豊富なお酒のバリエーションに驚きました。テーブル席はソファーになっていて、とても寛げる空間! 駅の構内だとは思えないくらい、ホッと一息つけちゃいます。

赤の看板に個性的な筆文字のロゴ。とり皮にもつ鍋画像。おやおやおや? ここは私の大好きな焼き鳥屋さんかな? それとも居酒屋? というくらい渋い外観。渋め好き女子にはたまらない!

コラーゲンたっぷり! 大きなフカヒレが乗ったご褒美ラーメン「頂上麺 筑紫樓ふかひれ麺専門店」

JR東京駅八重洲北口改札を出てすぐ、東京駅1階の「キッチンストリート」にあるのがコチラ。

銀座や恵比寿、丸の内などにもお店を構えているそうで、まさに高級中華というイメージです。それに対し、こちらの店舗は麺に特化している業態のようで、ふかひれという高級食材をリーズナブルに楽しめるお店です!

もちろん、麺料理だけではなく、チャーハンのご飯ものから点心、杏仁豆腐までメニューも幅広く、ファミリーでも気軽に楽しめるかなと思います。

「ふかひれの姿煮込みつゆそば」

「ふかひれの姿煮込みつゆそば」

ぐつぐつ煮立った餡の中からおっきなフカヒレが登場。(ひゃぁ~~~~~~!大きい!)

「ふかひれの姿煮込みつゆそば」(3,520円)は土鍋で提供されるので、友達や家族とシェアするのにも適した1杯です。

スープは6時間以上をかけて煮込み、トロットロの餡を作っているんだそう!

この餡が細麺にどっしりと絡む絡む。さてさて、主役の登場です! なかなか食べる機会のない大きなふかひれに興奮しながら一気にパクリ。うーーーん!

食べた瞬間にコラーゲンが口に広がるのを感じます(イメージです)。

味変のオススメは、黒酢を少しずつ垂らしていき、お好みでさっぱりと食べること。お酢ではなく黒酢なのが良かったです。

最初は高価格で内心びっくりしちゃったけど、こんなに美味しくて綺麗にもなれて3,520円ならメッチクチャお得な気がする。

「ねぇ、ねぇ、フカヒレラーメン行かない? 今日は奢るよ」なんて言えたら、クールな大人の仲間入りかな? よし、誰を誘おうか。

オープンキッチンでカウンター席もあるため、おひとりさまでも気軽にフカヒレ料理を楽しむことが叶います。カウンターが広く奥行もあるので、隣同士の窮屈さがありません(ゆったりした距離感は個人的にとても大切な要素)!

フカヒレの実物が入口に飾ってあるため、東京駅のキッチンストリート内でも外観のインパクトは一番かもしれません。

数多くのメディアで取り上げられる有名店なのに、高級フカヒレ料理をお手頃価格で楽しめるとあり、遠方からのお客さまも多く見られます。

関西の有名店「どうとんぼり神座」の進化形「神座飲茶楼」

大阪は道頓堀から始まり、今や全国に50店舗近く展開する巨大グループに変貌を遂げた神座(かむくら)グループ。

その中で、ラーメンだけではなく、飲茶も楽しめるようにと誕生したのが「神座飲茶楼」のようですね。

(ちなみに、関東だとこちら東京駅八重洲口にあるグランルーフ店、そして横浜駅近くの横浜ジョイナス店があります!)

関西を中心に爆発的な人気を集める神座のラーメンは、たっぷりの白菜に甘めのスープが特徴で、非常にあっさりしていて、誰でも美味しく食べられるという印象。

こちらの神座飲茶楼さんは一体どうなのか、楽しみです!

「おいしいラーメン」

「おいしいラーメン」

あ〜、コレコレと思わず相づちを打ってしまう、「おいしいラーメン」(800円)のビジュアル!

一見、奈良ご当地ラーメンで有名な、白菜が盛りだくさんの「天理らーめん」なのかな? と思ってしまいそうですがやっぱり違います!

スープをひと口。他のラーメン店では味わったことのないオリジナリティです。白菜のお出汁をベースに旨みと甘みを感じます!

とにかくあっさりしているので、ハシゴ中の私も罪悪感なく食べられました。熟成された中細麺にも甘みがあり、ツルツルもちもちでスープとの相性抜群です!

白菜もひと口で食べられるよう、細かくカットしてあるなど、食べやすい工夫が見られました。

また、油が上質なのでしょう。スープをいくら飲んでも重たくなくて、「二日酔いの朝にこそ食べたいものランキング第1位」と脳内で勝手に順位を付けていました!

せっかくだから飲茶に手を出したかったけど、さすがの3軒目で胃の容量がショート寸前。

泣く泣く断念したので、胃を拡張して再訪します(あ。爆食ラーメン女子の聡子さんを連れてきたらイイのか)!

飲茶あり、セットメニューあり、アルコール類ありと、女性グループのちょい呑み使いに最適そう!

座席の配置も、他のお客さんと隣り合わせにならないよう配慮されているので、おひとりさまでも気軽に入れますよ!

取材後記

森本:あ! 美希ちゃん、お帰り~! そっちはどうだった!?

西谷:(ウップ……)はい。美味しかったです。美味しかったのは良いんですけど……。

森本:良いんですけど……?

西谷:前言撤回させてください。やっぱり私の胃は生まれたてのハムスター並みでした……。

森本:(……でしょうね)まぁ、でも美味しく食べられたのなら良かった良かった!

西谷:本当いろいろと勉強になりました。東京駅の近くにこんなに美味しいラーメン屋さんがあったのも知らなかったですし、改めてラーメンの魅力に気づかされました。

森本:そうだね~、私も地方出張が多くて、東京駅は頻繁に使っているんだけど、お店のレパートリーも増えたし、今回は良い取材になりました! 美希ちゃん、2日間お付き合いありがとう! また近々食べ歩き行こうね!

西谷:はい! 今度はハムスターじゃなくて、ウサギぐらいになれるよう精進します! こちらこそありがとうございました!

森本:(あえて突っ込まなかったけど……ハムスター<ウサギの基準って何?)

前編もあわせてお楽しみください。

※価格は記載のない限りすべて税込です。
※価格や商品名は取材当時の情報となります。最新情報は各店舗のHPなどでご確認ください。

ライター紹介

森本聡子(もりもと・さとこ)
森本聡子(もりもと・さとこ)
「女性が一人でもラーメンを食べることのできるカルチャーを広めたい」そんな思いから食べ歩きを開始して16年。47都道府県を食べ歩き、年間600杯以上を食べるラーメン大好き女子。男性のラーメンフリークが多いなか、タレントとしても活動しながら体型維持も視野に入れたラーメンライフにも注目。人気ラーメン店を貸し切るなどした「ラーメン女子会」を主宰し、メディアでも活躍中。2018年には株式会社Ramen Switchを設立し、世界初のラーメンジュエリーブランド「ZURU+.」をリリース。著書に『東京ラーメンコレクション』(昭文社)がある。

ライター紹介

西谷美希(にしたに・みき)
西谷美希(にしたに・みき)
広島から上京直後、激辛ラーメンでお馴染みの「蒙古タンメン中本」でアルバイトを開始。そこから激辛ラーメン道に目覚め年間300杯以上の激辛生活に。蒙古タンメン中本のお気に入りメニューは「北極ラーメン6倍」。激辛ラーメン全国制覇を目標に全国の食べ歩きに力を入れています!
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