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連載:異国情緒の旅・1万円で10ケ国巡り

東京で味わう、モンゴル料理&ケニア料理!知らないことだらけの”1万円で10カ国世界旅行”

もうすぐ8月も終わり。皆さんは夏休みを堪能できましたか? 「楽しかった〜!!」と満喫したというあなたにも、お財布事情や時間事情で「全然夏を楽しめていない!!」と嘆きのあなたにもオススメしたいのが、、、

世界10カ国の旅です! お金も時間も心配いらず。都内でリーズナブルなランチで世界料理を味わえば、手軽に異文化交流を楽しめるんですよ。

ライター紹介

八幡啓司
八幡啓司
ライター、編集者。国内や韓国、タイなど、地元の料理を探索する旅がマイブーム。メイン料理に添えられる「漬け物」も大好物。座右の銘は、「いざとなったら、まず寝る」。

私も仕事に明け暮れて、このまま夏が終わってしまう予感の中、意を決して繰り出してきました。前回の第二回目は、アイルランド、ペルー、キューバを訪れたのですが、合計3,000円(税込)!一回目、二回目と合わせて6カ国回って5900円(税込)です。

1回1,000円以内で楽しむことを条件にすれば、10カ国でも1万円!!都内にいながらにして、各国の味わいに感動できるのです。第三回目は、モンゴルとケニアの二カ国を回ります。さあ、さっそく世界旅行へ出発しましょう!

【訪問7:モンゴル】羊の味わいを存分に堪能できる定食!

モンゴル/Mongolia /Монгол улс
人口:311万9,935人(世界138位) 面積:156万4,100㎢(世界19 位)
首都:ウランバートル
公用語:モンゴル語(国家公用語)、カザフ語

東アジア北部に位置するモンゴルといえば、大草原や遊牧民の姿が思い浮かびますよね。いったい、どのような家庭料理なのでしょうか。

というわけで、東武練馬にある『内モンゴル料理 あむ亭』を訪問。

さっそく、オススメという「ラムと茄子のピリ辛定食 800円(税込)」を。追加で「冷や奴200円 (税込)」も注文して、合計1,000円!

さあ、目の前の厨房から定食が運ばれてきました!さっそく、味見してみましょう…。うんうん、ほどよいピリ辛な刺激と、味噌の芳醇な風味が口に広がります。

口の中でほどけるくらい柔らかい羊肉と、茄子の味わいに乗せられて、ご飯が進まないわけがない!

優しい味わいの卵スープで、いっときの安らぎを感じつつ、再び羊と茄子に食らいついて、ご飯を流し込みます。

冷や奴のボリュームも嬉しいですね。これは無限に食べられちゃうおいしさです!

▲いつも笑顔の店主のトン・フン・シャンさん

▲いつも笑顔の店主のトン・フン・シャンさん

とってもおいしくて、現地の調味料を使っているかのような味わい。

「実は味噌や唐辛子など、日本の調味料や食材を使っています」とは、店主のトン・フン・シャンさん。「2004年に日本に来てから、日本料理屋で働いていました」とのこと。モンゴル自治区出身で、小学校ではモンゴル語を、高校では中国語を話していたのだとか。

店名にもある「アムテ(おいしい)!」な料理を、優しそうな笑顔を絶やさずに、キビキビと調理されている姿が印象的でした。

【訪問8:ケニア】優しい味わいの「卵焼き」のような家庭料理

ケニア/Jamhuri ya Kenya/Republic of Kenya
人口:4,725万人(世界31位) 面積:58.3万㎢(世界49位)
首都:ナイロビ
公用語:スワヒリ語、英語

続いては、ケニア料理です。アフリカ大陸の東に位置し、日本から約15時間ほどの場所にある国。実際に行くとなると遠いですが、今回は五反田駅から5分ほどにある『マシューコウズバッファローカフェ』へ伺います。

はじめてのケニア料理にドキドキしていましたが、癒されるインテリアに身を委ねると、ホっと一息。

さっそく、ケニアのカンバ族がよく食べるという、「ケニアンケバブチキン 1,000円(税込)」を注文します!

ケバブというメニュー名から、トルコ料理の肉々しい姿を想像していました。でも、こちらは卵焼きのような見た目ですね。では、いただきます。

……ふんわりとした卵に包まれている、具材の野菜の味わいと鶏ひき肉が、とってもおいしい〜!これぞ家庭の味といった優しさです。揚げてあるのに、脂っぽくないんです。

「卵と小麦粉をつけて揚げるのですが、油はあまり使いません。焼く、蒸すといった調理に近いですね」と、店主のフローレンス・マシュウコさんが説明してくれます。「ケニアのカンバ族たちは、これよりも長く、固めに調理します。それを持ち歩きながら、食べるんですよ」とのこと。ケニアではクレープのようにして、楽しんでいるんですね。

ご飯にはココナッツがふりかけられており、ココナッツの香りとほのかな自然の甘みがおかずを引き立てます。「ケニアでは定番の食べ方です。また、太らないように、具材に野菜を多めに使用して、重くならず、飽きないように仕上げるのも特徴です」とのこと。

▲日本語はドラマを観て覚えたという、店主のフローレンス・マシュウコさん

▲日本語はドラマを観て覚えたという、店主のフローレンス・マシュウコさん

初のケニア料理でしたが、実家で母の手料理を味わっているかのような、「サナ タム(すごくおいしい)!」料理の数々。

バッファローの角で作られているというグラスも、披露してくれました。ずっと長居したくなるような、ケニアの温かい雰囲気の店内をあとにすると、目の前に広がるいつもの光景に違和感を抱くのでした。

さて、今回はモンゴルとケニアを訪問して、たったの2,000円(税込)!

都内に居ながらにして、またまた異文化交流ができました。なんとなく予想していた味とは全く違うこの感動!はまさに旅の醍醐味です。

いずれの国に訪れても、優しい笑顔にホッとします。皆さんもぜひ、ランチ旅行を体験してみましょう。日常のつかの間に、海外旅行で味わえる非日常気分に包まれます!

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