連載:塩見なゆのせんべろ酒場・お一人さま入門編

380円の枡盛に酒好き歓喜!”地酒ガチャ"が楽しい海鮮立ち飲み「アキバの酒場」

ライター紹介

塩見なゆ
塩見なゆ
酒場案内人/フリーランス。作家で飲兵衛の両親に育てられた生粋のお酒好き。毎日5軒以上はハシゴ酒、年間2,000軒の酒場を飲み歩いています。Web・TV等で酒場情報を発信中。

こんにちは。年間2,000軒ハシゴ酒をしている酒場案内人・塩見なゆです。

みなさんは、海鮮で一杯飲みたくなったらどこへ行きますか?市場のある築地でしょうか。それとも、思い切って港町まで日帰り旅行にいっちゃいます?

実は東京・秋葉原にもオススメしたい海鮮立ち飲みがあります。秋葉原駅から徒歩数分の場所にあって、仕事帰りの会社員で夜な夜な賑わう酒場。サラリーマンの街・神田からも近いのですが神田駅前の酒場とはちょっと雰囲気が違い、秋葉原らしく比較的若い客層が多いのも特徴です。

値段も安くて満足度の高い新鮮な魚介類と、全国から集めてくるこだわりの日本酒で人気を集める立ち飲み「アキバの酒場」をご紹介します。

名物は「大盛り升盛り 380円」

築地市場の卸しと付き合いのあるアキバの酒場の大将。日々の仕入れは市場で働く人が選んでくるので、価格と美味しさのバランスに間違いなし。安くて美味しい魚介類が、その日の市場の状況に応じてその日毎にかわって入ってきます。

そんな鮮魚を日本酒の升にこれでもかと載せた「大盛り升盛り」は380円とお手頃価格ながら、お刺身などが中までぎっしり詰まっています。

先着10名と数に限りのある商品なので売り切れていることも多いですが、アキバの酒場に来たらまず頼んでほしい看板料理です。同じ380円でお刺身3点盛りや、単品のお刺身も納得の内容・ボリュームなので、升盛りがなくてもがっかりしないで!(笑)

地酒好きが喜ぶ、お酒のシステムがおもしろい

ビールは、瓶ビールがキリンクラシックラガーとなかなか渋いチョイス。

最近じわじわ酒場でも定番になりつつあるシードルなどもありますが、やはりメインは1合500円の地酒でしょう。

たくさん取り揃えているお店は多いですが、ここは種類少なめ。ただし、毎日売り切れごめんで日々違う一升瓶が抜栓されていきます。飲みきったらおしまい、次来るときはまた知らないお酒が並んでいる、どんなお酒が飲めるかお楽しみというシステム(何が用意されているかわからない「地酒ガチャ」)です。

常連さんには地酒好きも多く、私もその一人。そんな日本酒好きを通わせる厳選銘柄は日本酒に興味がある人ならばハマるに違いありません。一合だと量が多くてあれこれ飲めないという人は、半分という注文もありますのでご安心を。

名物のアジフライや焼魚、煮魚もコスパ抜群

飲食店をコスパで語ることは実はあまり好まないのですが、ここはまさにコスパの塊。この価格でこの質の魚をこんなボリュームで?と驚かせてくれます。

特におすすめは「生アジフライ」

アジフライというと、小さな鯵を開いた状態で揚げるものが多いですが、アキバの酒場は大きな刺身用の新鮮生鯵を使用し、三枚におろして揚げています。

ソースではなく、大根おろしを添えて醤油をかけて食べるスタイルは、魚好きはきっと気にいるはず。脂ののった大きな鯵を揚げるというのは、割烹や比較的高級な居酒屋ではみかけますが、立ち飲みではかなり珍しいです。季節によっては同じ方法でいわしフライも加わりますので、お試しあれ。

初めてでも飲み好き二人組みなら余裕で入れます

お一人様の常連さんや、よく飲みに来るグループも多いですが、イチゲンさんも歓迎なお店です。最初は誰かと飲みに行っていても、気がついたら魚と日本酒を求めて一人で通う常連さんになっちゃうかも?

▲車海老の塩焼きもお酒がほしくなる逸品

▲車海老の塩焼きもお酒がほしくなる逸品

ラフに一寸一杯楽しんで次へハシゴするのもあり。海鮮がお好きな方は、ぜひ足を運んでみてください。

【本日のお会計】
瓶ビール 480円
日本酒 500円
大盛り升盛り 380円
アジフライ 380円
車海老の塩焼き 380円(1本)

お会計=2,120円

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