手相芸人・島田秀平が伝授！外食続きの人は「生命線の出口部分」を必ずチェックせよ

手相芸人として有名な“代々木の甥”こと島田秀平が登場。 3万人の手相を見てきた島田流ごはんコミュニケーションはズバリ味よりも“楽しい”食事の空間！

食事と手相の関係は!? 気になる人との食事で距離が近づく恋愛心理テク!? 今オススメの穴場ごはんスポットも教えてもらいました！

後輩たちにはとにかくお腹いっぱいになってほしい

去年結婚して、今は奥様が料理をしてくれるので外食は減りました。2人とも野菜が好きで、野菜料理が多いですね。もちろん、外でおいしいお店を見つけたときは、後日一緒に行ったりもしますよ。

元々僕は実家が長野の田舎にあって、外食はほとんどしたことがなかったんです。家の前に畑があって、夏なんかは畑に塩と味噌を持って入るんです。きゅうりをもぎって味噌つけて食べたり、喉がかわいたらナスをもぎって石に打ち付けてストロー挿してナスジュースにして飲んだり。

ミョウガとかシソなんてめちゃめちゃ生えてるので、母がとってきて料理作ってしてくれてました。東京でシソが5枚で200円とか、ミョウガ3つで200円とか見ると、いまだに「いやいやいや！」って思っちゃいますね（笑）。

先輩芸人さんに自分から「ごはん連れてってください」って言うのはあんまりしてなくて。でもバナナマンの設楽さんには仕事終わりでごはんに誘っていただいたり、おいしいところにたくさん連れて行ってもらいましたよ。

以前、ラジオ終わりでスタッフさんたちと一緒に連れて行ってくれた、堺正章さんプロデュースの「炭火焼肉 An」は格別においしかったですね。これまで行ったいろんな焼肉とはまた一味違いました。

炭火焼肉 An

東京都 港区 六本木
焼肉

自分があまりできなかったせいか、最近はホリプロの事務所で後輩たちに会ったらごはんに連れて行こうと決めてます。

いっぱい食べられるところがいいなあと思って、事務所のある目黒だと、とんかつの「とんき」へ。ボリュームのあるとんかつと、食べ放題のキャベツ、おかわり自由のごはんでお腹いっぱいになってもらえたら。

とんかつ とんき 目黒本店

東京都 目黒区 下目黒
とんかつ

あとはステーキの「リベラ」。プロレスラーの方御用達なので、肉がめっちゃくちゃでかいんですよ。若手芸人たちはとりあえず肉を食べたいんじゃないかなと（笑）。

ステーキハウス リベラ 目黒店

東京都 目黒区 下目黒
ステーキ

お店選びはプロデューサーさんに聞いたり、コンシェルジュサービスを活用

逆に先輩たちと一緒のときは、個室があるかとか、うるさくないかどうかとかやっぱり気を遣いますね。以前、島崎和歌子さんやスタッフさんたちとごはんに行こうという話になったとき、スタッフさんの1人に妊婦さんがいて、どうしようと。ナマモノはよくないかなとか、いろいろ考えてイタリアンがいいとなったんですが、個室のお店がなかなか見つからなくて困りました。

結局プロデューサーさんに聞いて、乃木坂の「リストランテ ダ ニーノ」という店を教えてもらったんですが、おいしかったですね。プロデューサーさんはいろんな店を行ってらっしゃるので、あてがないときは聞くようにしてます。

リストランテ・ダ・ニーノ

東京都 港区 南青山１
イタリア料理

実はお店探しにすごく便利なあるツールがあるんです。

僕以前ずっとTOYOTAさんのお仕事をさせていただいたことがあったんです。なので車を購入するときにTOYOTAの車がいいなと思って、レクサスを購入しまして。レクサスって、「レクサスオーナーズデスク」っていう特別なサポートがあるんです。

車に付いてるボタンを押すと、24時間いつでもコンシェルジュに電話がつながって、なんでも質問できちゃう。車のことはもちろんですけど、オーナーのみなさん結構やってるのが「この辺にこういうおいしいお店ないですか？」っていう質問。

コンシェルジュは車がどこを走ってるかわかってるので、「和洋中どれがいいですか？」「ご予算はどのくらいですか？」とか聞いて調べてくれて、「●●と〇〇があります」とか教えてくれるので、「●●にします」って言うと、ポンって車のナビにそこまでの道のりが出る。着いたら予約も済んでる。すごいでしょ？

実際に僕も伊豆のほうのおしいお寿司屋さんを教えてもらったりしましたよ。一度、先輩から急に「恵比寿で個室」というお店のリクエストがあったとき、このボタンで聞いたら「ソウテン」というところを教えてくれました。まさに芸能人が使う感じの全個室のお店で助かりましたね。以前ラジオでおぎやはぎの小木さんも「すごいんだよ！」って同じこと言ってました（笑）。

SO-TEN

東京都 渋谷区 恵比寿
居酒屋

手相芸人「代々木の甥」は、グルメのオススメもやっぱり代々木！

今、外食でオススメなのは、ズバリ代々木です。僕、手相をするにあたって原宿の母から「代々木の甥」を襲名してるので代々木に住んでるんですが、代々木の店はかなり制覇してますよ！

土日とか新宿・渋谷はめちゃくちゃ混んでますけど、代々木は店もすごく多いし、いい感じにおいしそうな個人経営店が多くて、いい感じに空いてたりするんですよ。新宿・渋谷からもすぐですから代々木に来て探したほうが絶対いい。

中でもイチオシは、まず代々木駅東口にできた「ほぼ新宿のれん街」という飲み屋横丁なんですけど、古民家を改装したお店やシャンパンのお店、鳥の店とか、すごく賑わってます。

そしてそのすぐ横にあるのが「だり半」というお寿司屋さん。ここ、魚屋さんが経営しているお寿司屋さんで、市場でその日に安くて旬でうまいものを出すってコンセプトなので、いつもメニューが違うんです。

とにかくうまい。日本酒もおいしいものを仕入れて、なくなったらまた仕入れるので種類がいつも違う。メニューのほとんどが品切れになっちゃいます。さらに寿司ネタがめちゃくちゃでかい。普通だったらこれ結構値段するだろうなって思っても、だいたい予想の半分とか2/3くらいのお値段です。

酔っ払いがいると「手相見て」ってなるから落ち着く店をセレクト

自分で店を選ぶときのポイントは、雰囲気が重要ですね。店員さんが笑顔で「いらしゃいませー」って言ってる感じの活気のある店が好きで。最近年なのか、あまりガチャガチャしてうるさいとちょっと敬遠しちゃます。

僕の場合、酔っぱらいの方がたくさんいると、「手相見て」ってなっちゃうので、落ち着いてごはん食べられなくて（笑）。

味に対しては正直なんでもおいしいって思うことが多いんです。年を重ねてごちそうする機会も増えてきたんですが、そうなると喜んでほしいじゃないですか。食べてる人に「おいしい」って言ってもらいたいんです。

そういう意味で食事は僕にとってコミュニケーションの1つ。みんなで楽しんでる雰囲気が大事なので、意外と自分が食べてないこともよくありますね。お酒飲んで、話して、みんなが楽しいのが一番です。

以前、設楽さんと後輩たちとごはんに行ったとき、作家のオークラさんもご一緒で。後輩たちが設楽さんに緊張しちゃって必死で黙ってごはん食べてたら、「俺たちはエンターテインメントを仕事にしてる人間なんだから『うまーい！』とかリアクションしろよ」と。

「お金ないのはわかって連れてってくれてるんだから、せめてうまそうに食って笑ってれば、連れてきてよかったって思うし、料理を作った人もよかったってなるんだから」って言ってくださったんです。

本当にその通りだなと。そのほうが食事がよりおいしくなるし、楽しくなるし。僕も連れて行ってもらったら、そういうリアクションで感謝を現そうと心がけてます。

外食続きの皆さんは生命線の出口部分を要チェック！

手相と食事の関係で言うと、生命線の出口がぐちゃぐちゃってなってたら「消化器注意線」。“お疲れ気味ですよ”という意味です。

これが出てきたら、油っぽいものよりはさっぱりした和食のほうがいいんじゃないかなとか、お酒は控えたほうが今後長くごはんが楽しめるんじゃないかな、と思っていただけたら。

あと、心理学で有名は話なんですけど、食事のとき、自分に心を許しているかどうかが相手の手を見ればわかるんです。

相手の手が机の下にあるときは“警戒”、手がテーブルの上にあるときは相手が自分に“心を開いてる”ってこと。

なので、相手と仲よくなりたいと思ったら手を見せることで、手の内を見せるじゃないですけど、相手との距離が近くなるんです。相手の手も出してもらったほうがいい。

その方法の1つとして手相って一番自然に手を出させることができますし、盛り上がれるツールなので、楽しい食事の花が咲かせられるんじゃないかなと。

今回出した本「運気が上がる!!　手相の変え方」は、こういう「島田流！ 使える恋愛心理テク」も載ってますし、いい手相を作るためのマッサージ法も載ってるので、一緒にマッサージすることでスキンシップもできてよりお近づきになれるんじゃないかなと思います。ぜひ試してみて下さいね。