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連載:コーヒー男子図鑑

オーストラリア人モデル&人気ブロガー直伝!お気に入りコーヒーショップの見つけ方

Rettyグルメニュースをお読みのみなさん、こんにちは。Retty TOP USERで生粋のコーヒーマニア、Kaya Takatsunaです。

コーヒー男子図鑑、第5回目は、オーストラリア人モデルで人気ブロガーのヴォーンさんが登場!

モデル業の傍らコーヒー本まで出版してしまったほど、コーヒーに精通しているヴォーンさんは、コーヒーブロガーとして活躍する他、音楽やコーヒーのイベントを定期的に開催しています。イベントでは自らコーヒーを淹れることも。

今回は都内にあるヴォーンさんの自宅にて、東京や京都のお気に入りコーヒーショップのお話や、好きなお店を見つける方法などを伝授していただきました。

【コーヒー男子ファイル 05】
名前 :  ヴォーン Vaughan
誕生日 : 2月11日
出身地 : オーストラリア、メルボルン
趣味 : 隠れた名店探し、個性的なカップ集め、陶芸、クラシック・ジャズ・フォークミュージック鑑賞、建築鑑賞、小説を読む
会えるお店 : The Local Coffee Stand(不在の日もあります)
インスタグラム : @vja

――ヴォーンさんはオーストラリア・メルボルン出身ですが、日本にどのくらい住んでいるのですか?

11年になります。最初に来て浅草や新宿やディズニーランドを観光したのが12歳の頃で、 2回目は大学生の時。奨学金をもらって大分県にある大学に4年間通いました。

そのあとオーストラリアに戻ったけど、日本人の彼女が出来て、11年前にまた来日したんです。それが今の奥さん。

――コーヒーとの出会いはいつですか?

うちは毎日コーヒータイムがあって、家族みんなでカフェに行って新聞や本を読んだり、話をしたりする環境だったんです。

10代の頃、父親が経営していたレストランでエスプレッソマシンに触れ始め、その後は10ヶ所以上のレストランやカフェでも働きました。でも本職はミュージシャンのマネージャーだったんですよ。

――だから音楽も凄く詳しいんですね。

クレイジーなくらい詳しいね。

――多才なヴォーンさんですが、モデルの仕事はどうやって?

11年前に来日したその日に、渋谷駅で友人と待ち合わせしていたら「明日空いてる?モデルやらない?」って突然スカウトされて(笑)。それがラッキーなことに大きな企業の仕事だったの。それからずっとモデルの仕事をしてきました。

――凄い引き寄せ!ヴォーンさんは、いち早くニューオープンのコーヒーショップを発信しているイメージがあるけれど、詳しくなったのはなぜですか?

モデルの撮影の合間にコーヒーショップに行くことを繰り返していくうちに、その生活が当たり前になっちゃって。

3年くらい続けていたある日、メルボルンからきた友人をお気に入りのコーヒーショップに案内したら感動してくれて、「ブログを書くべきだよ」って勧められたんです。7年前くらいに単なる記録として始めたブログが、色々今に繋がってます。

――その時は、お友達をどこのお店に案内したんですか?

OMOTESANDO KOFFEE(オモテサンドウコーヒー)。ここは偶然、メルボルンの父親のレストランで使っていたのと同じエスプレッソマシンだったんです。最初にブログに書いたのもこのお店。

(OMOTESANDO KOFFEEは2015年12月に惜しまれつつ閉店。現在は、同じ場所で同じメンバーがKOFFEE MAMEYAを営業しています)

――確かに素晴らしいお店でしたね。ヴォーンが好きなコーヒーショップに共通していることってありますか?

僕は好きなタイプって特にないので、超深煎りもフルーティな浅煎りも何でも飲みます。それに、トレンディさや技術の凄さにもあまり興味がないんです。

そんなことより、その一杯にどういうストーリーがあるかを知りたい。そこに人間味があるかどうかがもっと大切です。

――ストーリーを感じるお店って例えばどこがありますか?

新橋の「CAFE DE L'AMBRE(カフェ・ド・ランブル)」。今年3月に103歳で亡くなったマスターの関口一郎さんは、70〜80年コーヒーに向き合い続けた、まさにコーヒー道を極めた人。

年上の人と話をするのが大好きだし、歴史とか人生観とか、忍耐とか、特に僕のような外国人にはすごく魅力的に映る。日本に来なかったら絶対出会えていないお店ですね。

――日本人でも同感です。ちなみに今日淹れてくださったコーヒーはどこのですか?

16歳の焙煎士、岩野響くんが焙煎した「HORIZON LABO(ホライズンラボ)」のコーヒー豆です。

――この豆はなぜ好きなのですか?

響くんは、高校に行かずに焙煎士という仕事を選んだ男の子。彼に会いに行った時は、息子を信じて、やりたいことを好きなだけさせてあげるというご両親の姿勢にもとても感動しました。

もちろん響くんのコーヒーからもたくさん学ぶことはあったけど、僕も息子を持つ一人の父親として、どうしたらより良い存在になれるかをたくさん考えることができた。学校に通うことだけが人生をより良く生きるための選択肢じゃないよね。

(ホライズンラボは閉店し、現在はオンラインで豆を販売しています)

――この器も素敵ですね。

コーヒーカップを集めるのが大好き。コーヒーだけじゃなく、陶芸、音楽、アートなどのクラフト全般からもたくさんの刺激を受けてます。今、毎週アトリエに通って息子と一緒に陶芸も習っているんですよ。

――クラフトに溢れる生活って素敵ですね。ヴォーンさんの好きなコーヒーショップを他にいくつか教えてもらますか?

たくさんあって選ぶのが大変だけど、渋谷にある「茶亭 羽當(チャテイハトウ)」がナンバーワン。週に3〜4回は通っています。

京都なら六曜社。六曜社は、2〜3年前にお店の前に自転車を止めて中でコーヒー飲んでいたら、突然スタッフが駆け寄って来て、「外にあるのはあなたの自転車?今、撤去されそうになってるよ」って教えてくれたことから繋がりが始まって。

その後、京都で音楽のイベントした時、六曜社のスタッフがみんなで来てくれて感動しました。コーヒーをきっかけに人とコネクトできたら、その先にさらに素晴らしい経験が生まれるよね。

――京都もヴォーンさんのお気に入りの街ですね。

外国人が多すぎるのがイヤだけど(笑)。大山崎COFFEE ROASTERSも本当に素晴らしい。週2日しか開かないコーヒー豆専門店だけど、試飲しながらバリスタや他のお客さんとオープンに話せて、雰囲気のある美しい場所です。

建築や空間美で言ったら、東京・四谷の「lawn(ロン)」も好きですね。今どきのお店ではないけれど、いつまでも続いて欲しいと思っています。

――たくさんありがとうございます!ところでコーヒーをよく知らない人は、まずどうしたらいいのでしょう?

とにかくまずは気になるお店に行ってみよう。そこでバリスタに「普段あんまりコーヒー飲まないんだけど、どれにしたらいいですか?」って躊躇しないで聞いて欲しいです。

彼らは本当に良くコーヒーのことを勉強しているから、こちらからも聞いてみることが大切。それで、ミルクを入れてもお砂糖を入れてもいいし、ラテでも何でもとにかく飲んでみるのがいい。

コーヒーもお酒も一緒。最初は僕も飲めなかったけど、一度知ったらもうお酒なしでは生きられない(笑)。

――では、どうやったらお気に入りを見つけられますか?

お気に入りは少なくとも2〜3回行かないとわからないね。時間がかかるけど、それを少し続けて欲しいです。

――ヴォーンさんにとって、コーヒーの魅力とはなんでしょう?

コーヒーを通して、美しいことや素晴らしいことがたくさん起こることかな。もしかしたら、コーヒーがきっかけで誰かと恋に落ちるかもしれない。

もしも誰かパートナーを探しているんだったら、出会い系サイトなんか行かずに、コーヒーショップに行ったほうがずっといい。

バーもいいけど、お酒が入ると人は変わるから。コーヒーはリアル。その人の本質を見ることができますよ。

――その視点いいですね!では、最後にヴォーンさんがこれからやりたいことを教えてください。

音楽のキュレーションもそうだけど、コーヒーショップとか、ホステルとか、コーヒーフェスのように、コーヒーをコネクティングツールとして人と人が繋がれるような場所で、コミュニティを大切にしたことを続けていきたいと思っています。

***

今は、もうすぐオーストラリアから来日するTHE LAGERPHONESとTHE TWOKSの2組のミュージシャンのライブのオーガナイザーとしても、忙しく飛び回っているヴォーンさん。

THE TWOKS来日ツアーは、ヴォーンさんがコーヒーを淹れることもある「The Local Coffee Stand」で、7月18日に初日を迎えます。美味しいコーヒーとヴォーンさんの選ぶ素敵な音楽を聴きに、是非足を運んでみてください。

ヴォーンプレゼンツ The Lagerphones & The Twoks ジャパンツアー情報

次回のコーヒー男子図鑑もお楽しみに!

(Photo: Atsuko Tanaka)

ライター紹介

Kaya Takatsuna
Kaya Takatsuna
Retty TOP USER。美味しいコーヒーがあるだけで幸せな人。コーヒー好きすぎて、コーヒーの味を評価する国際資格”Qグレーダー”まで取得してしまいました。地元で川越コーヒーフェスティバルを主催してます(^^) アイスクリーム、あんこ、チョコレートも中毒レベル。
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