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連載:コーヒー男子図鑑

コーヒーを飲みながら聴きたいジャズ!コーヒーショップでライブを続ける親日家のベーシスト。

Rettyグルメニュースをお楽しみの皆さん、こんにちは。Retty TOP USERで生粋のコーヒーマニア、Kaya Takatsunaです。

コーヒーの世界で活躍する素敵な人たちを特集する「コーヒー男子図鑑」。今回はオーストラリア人ベーシスト、マーティさんが登場します。

マーティさんは、まもなく4度目の来日ツアーを行うジャズバンド「ザ・ラガーフォーンズ(THE LAGERPHONES)」のメンバー。メルボルン在住だったのですが、 あまりに日本が好きすぎて今月東京に引っ越して来てしまったんです。

【コーヒー男子ファイル 08】
名前 : マーティ・ホロウベク Marty Holoubek
誕生日 : 9月3日
出身地 : オーストラリア、アデレード
趣味 : 写真撮影 エアロプレス
会えるお店 : ザ・ラガーフォーンズ、ジャパンツアーで行くお店
http://thelagerphones.com/

—日本に引っ越して来てしまうほど、一体どこに惹かれたのですか?

日本人はみんな素敵だし、コーヒーも美味しいからです。僕はベースがあれば世界中どこでも暮らしていけるので、暫くの間、日本で音楽活動をしていきたいと思いました。

—今回、東京、大阪、京都のコーヒーショップを廻る4度目のツアーがまもなく始まりますが、コーヒーは元々お好きなのですか?

もともと好きですが、生まれ育ったアデレードからメルボルンに引っ越した8年前からさらにハマりました。

その頃、アデレードは深くて苦めのコーヒーが多いのに対して、メルボルンはいわゆる“サードウェーブ”と言われる新鮮な豆を使ったフィルターコーヒーばかりだったんです。

—メルボルンは世界的にも有数のコーヒータウンですもんね。

最近はアデレードやブリスベンも美味しくなりましたが、オーストラリア国内だったら、1番がメルボルンで2番がシドニーかな。誰もがすぐにコーヒーショップに行くようなコミュニティや文化が出来上がっていますね。

世界ならサンフランシスコとニューヨーク(アメリカ)、ベルリン(ドイツ)、メルボルン(オーストラリア)がトップクラス。日本や韓国も凄くなってますね。

—メルボルンのお気に入りコーヒーショップを教えてください。

「レッドドアカフェ(Red Door Cafe)」と「エブリディコーヒー(Everyday Coffee)」は僕がコーヒーに開眼した素晴らしいお店です。

コーヒーについては、10年来の親友でオーストラリア代表のバリスタチャンピオン、クレイグ・サイモンにいつも教わってます。彼はもうすぐメルボルンに「クリテリアコーヒー(Criteria Coffee)」というお店をオープンしますね。

—バリスタチャンピオンのクレイグさんとはどうやって知り合ったのですか?

クレイグはもともとジャズドラマーだったので、実は出会いは音楽がきっかけで、何度かセッションしているんです。でも彼は音楽よりコーヒーに夢中になって、とうとうチャンピオンになりました。

—凄いですね。マーティさんは、日本のコーヒーショップにどのような印象がありますか?

日本は昔ながらの喫茶店と新しいお店が混在しているのがユニークです。初めて日本に来たとき、メルボルンのコーヒーショップは日本からヒントを得たものを建築やインテリアに取り入れているお店が多いと思いました。ミニマリズム、スタイリッシュ、静寂、って完全に日本の様式美からインスパイアされているんじゃないかな。

—でも逆に日本のお店もメルボルンから影響を受けてるのかもしれませんね。

きっとお互い様ですね。メルボルンには日本から勉強に来ているバリスタがたくさんいますよ。それから、下北沢にあるフランキー(Frankie Melbourne Espresso)はメルボルンスタイルだなぁと思います。

—日本のコーヒーショップでお気に入りはありますか?

たくさんありますよ。初来日の時にライブをした「ダビデコーヒーストップ」や 「リトルナップコーヒースタンド」。喫茶店なら池袋の「ドリームコーヒー」、サードウェーブだったら「フグレンコーヒー」が好きです。

—マーティさんが今回お気に入りとしてこの喫茶店「ロン」を選んだ理由は?

インテリアや建築が好きだし、家にいるような気分でリラックスできるのがいいです。前回ここでライブをしたんですけど、素晴らしいお客さんに恵まれて、魔法のようなご縁がたくさん生まれた思い出深い場所でもあるんです。

スタッフはいつも親切だし、ネルドリップで淹れるコーヒーはメルボルンにはないですしね。

左は喫茶店ロンのマスター小倉さん。1969年に開店、日本を代表する建築家・高橋靗一が設計した建物も必見です

左は喫茶店ロンのマスター小倉さん。1969年に開店、日本を代表する建築家・高橋靗一が設計した建物も必見です

—日本のお客さんはどうですか?他の国と違います?

海外との違いは、お客さんが最初はとても静かで良い子にしているところ。あるレストランでライブをした時、みんなちゃんと椅子に座っていたけど、ライブが始まって徐々にアルコールが入ったら、洋服を脱ぎ捨てている人もいました(笑)。日本人は最初とのギャップにとても驚かされます。

—笑!日本での思い出深いエピソードはありますか?

大江戸線の最終電車にメンバーたちと乗っていたら、突然人身事故で止まっちゃったんです。そこで、誰が言ったわけでもないんだけど、ごく自然な感じで僕が持っていたベースを弾き始めて、ドラマーがスティックでシートを叩き始めて、皆んなで演奏を始めたんですよ。

—なかなか日本では見られない光景です!

それで演奏が終わって、警備員みたいな人が近づいてきたので「ヤバい、追い出される!」と思っていたら、「素晴らしかったよ!」って声を掛けてくれて。他に居合わせた乗客の中にはCDを買ってくれた人もいたんです。あの日のことは鮮明に覚えていますね。

—日本にも粋な人たちがいますね。ところでなぜ、ザ・ラガーフォーンズの音楽はコーヒーショップに合うのでしょうか?

それはわからないけど、もしかしたらコーヒーと同じように僕たちも良いエネルギーがあるってことかな。たくさんコミュニケーションしてお客さんとも親しくなるから、コーヒーショップのコミュニティを大切にする雰囲気に合うんだと思います。

それに、ジャズってロックとかにはない、その場の雰囲気を変える魔法というか、人との距離を縮める力がすごくあると思うんです。

第6回コーヒー男子図鑑に登場したモデルのヴォーンは友人。今回のツアーのオーガナイザーも務める。

第6回コーヒー男子図鑑に登場したモデルのヴォーンは友人。今回のツアーのオーガナイザーも務める。

—最後にマーティさんのこれからの夢を聴かせてください。

とにかく大切な仲間と一緒に大好きな音楽を続けて行くことが一番。家族を大切にして、新しい人たちともたくさん交流すること、近くに美味しいコーヒーと自然がある場所で暮らして、いつもそこからインスパイアされて生きて行くことです。でも明日聞かれたらまた違うこと言ってるかもしれないけど(笑)。

エアロプレスだけのコーヒーショップを作って、好きな音楽をかけるっていうのもいいかもしれないですね。

ザ・ラガーフォーンズ第4回目のライブツアーは、9月14日 に東京・東日本橋のCITAN HOSTELよりスタートします。まだザ・ラガーフォーンズの音楽に触れたことのない方は、東京・大阪・京都を廻るこの機会に是非楽しんでくださいね。

ザ・ラガーフォーンズツアースケジュールはこちら

次回のコーヒー男子もお楽しみに!

(撮影:Atsuko Tanaka)

ライター紹介

Kaya Takatsuna
Kaya Takatsuna
Retty TOP USER。美味しいコーヒーがあるだけで幸せな人。コーヒー好きすぎて、コーヒーの味を評価する国際資格”Qグレーダー”まで取得してしまいました。地元で川越コーヒーフェスティバルを主催してます(^^) アイスクリーム、あんこ、チョコレートも中毒レベル。
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