ラーメン界にまたも新星が！「銀座 八五」は常識を覆すタレ不使用ラーメンで2019年に挑む

全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン、井手隊長です。

今回は東銀座の新店をご紹介。

2018年12月にオープンしたばかりですが、早くも来年を引っ張っていくお店になりそうだと、ラーメン業界は沸きに沸いております。

お店の名前は「中華そば 銀座 八五」。

人気店「勝本」が手掛ける3号店になります。

店主の松村さんは元・京都全日空ホテル（現ANAクラウンプラザホテル京都）の総料理長で、フレンチの世界からラーメン職人に転身された方。

店名の「八五」とは富士山の五合目から頂上を目指すという意味で、「八」の字を富士山に見立てています。

落ち着いた割烹のような雰囲気で、席はカウンター6席のみ。

「寒いところありがとうございます」という声かけやおしぼりの提供、お手洗いから戻ったら椅子を引いてくれるなど、入店から退店までのおもてなしが完璧。とても居心地のいい空間になっています。

タレなしでもダシ感でぐいぐい引っ張る激ウマな一杯！

こちらが「特製中華そば」。

具はチャーシュー、メンマ、青ネギ、味玉。チャーシューの上にはペッパーキャビアがかかっていて香りと旨味の変化を演出。

（ちなみにペッパーキャビアとは野生のペッパーのこと。たった一粒でも香りの高さと強い辛みが特徴）

鴨と名古屋コーチンでとったスープに、生ハムのダシを合わせています。

そしてなんとタレは不使用！

調味料も寸胴に味の調整用として塩を入れているのみで、基本的にはスープだけで仕上げてしまいます。これが驚きの美味しさ！！

ダシ感でぐいぐい引っ張るスープの複雑な旨味は、筆舌に尽くしがたいもの。

タレなしとはとても思えない旨味と深み。あっぱれです。

ここに合わせるのが浅草開化楼の中細ストレート麺。

このスープのためだけに作ったという麺は、あくまでスープを引き立たせつつ、ラーメンとしての美味しさをしっかり演出してくれます。さすが…。

絶品スープには白飯もオススメ！

白飯を一緒にいただくのもオススメです。

白飯をハフハフ食べながらチャーシューやスープをひとくち。スープがとにかく美味しいので、いくらでも箸が進んでしまいます。

確かな技術と丁寧な仕事に一発でファンになりました。ぜひぜひお試しあれ！

銀座 八五

東京都 中央区 銀座
ラーメン