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連載:ノンフィクション作家・小松成美とタベアルキスト・マッキー牧元の相鉄沿線探訪

相鉄沿線の隠れた名店をはしご酒【後編】

実は「相鉄(そうてつ)」沿線の飲食店は、粒ぞろいだってご存知でしたか?

「相鉄」の名で浸透している相模鉄道。
神奈川県民はもちろんのこと、都内から神奈川方面へ移動する際に活用する人も多いのではないでしょうか。

長きにわたり、神奈川県の横浜~海老名、二俣川~湘南台間において多くの人を運び続けた「相鉄」は、2017年をもって創立100周年を迎えるに至りました。

そこで今回は「相鉄沿線の隠れた名店をはしご酒【前編】」に引き続き、歴史ある相鉄沿線の街で、名店を巡りながらはしご酒を実行。

都内からでも行く価値のあるお薦め店を、横浜で生まれ育ち、相鉄に所縁のあるノンフィクション作家の小松成美さんと、Retty TOP USER PROでもあるマッキー牧元さんと一緒にご紹介していきます!


横浜駅からすぐ!100種類の日本酒と出会える「AKATSUKI NO KURA」

相鉄線はしご酒の旅、3軒目に向かったのはスタンディングスタイルの日本酒バー「AKATSUKI NO KURA(あかつきのくら)」。
こちらの「AKATSUKI NO KURA 」は前編で伺った「酒とったり」の隣で営業しています。

入り口に入ると、まず目に入るのはずらっと並んだ日本各地の日本酒。その数、約100種類。
上段に並んでいる日本酒は、社長自らが酒蔵に足を運び、仕入れ交渉を行ったのだとか。

店内のモニターには各地方の酒造の映像が映し出され、造り手の表情や日本酒の製作工程を見ながらお酒を嗜むことができます。

天井から釣られているのは、束ねた杉の葉を重ねて作る「杉玉」。
酒蔵で新酒ができた際に、表に飾る縁起物。なんと、店内に飾られている杉玉は社長や社員の方々の手作りなんだとか。

日本酒は1杯290円〜。新しくも面白い注文システムに注目!

「AKATSUKI NO KURA」で何よりもはじめに2人が感激したのは、その注文システム。
まず、自分が飲みたい日本酒を棚から選んでいきます。このときスタッフの方に味の好みを伝え、相談しながら日本酒をセレクトすることも可能です。

4段の造りになっている棚には、下段と上段に日本酒が置かれ、中2段に色とりどりのマスが置かれています。
上段に置かれた日本酒を選ぶ場合は、その酒瓶の下のマスを取り、下段の日本酒を選ぶ場合はその酒瓶の上のマスを取ります。

料金は4タイプ。
・赤色のマス…290円
・黄色のマス…390円
・紫色のマス…490円
・青色のマス…590円
とマスの色によって値段が異なります。

日本酒のマスを取り終え、入店時にもらった番号札と一緒にマスをカウンターに持ってくと…

スタッフがマスの底に表記された日本酒名と番号を見て、選んだ日本酒を提供してくれます。

「なんて効率的!」と新しい注文システムに終始感激しながら、ワクワクした様子で日本酒を選ぶ2人。
これは…盛り上がること間違いなしですね!

厳選した地酒とアテで、呑んべえ日本一周旅行を楽しもう!

「AKATSUKI NO KURA」では、魚や種々の珍味など、日本酒にぴったりのおばんざいも。
日本酒を片手に、美味しいアテを少しずつつまむ、なんて大人の飲み方が叶います。

今回いただくのは「いかなご釘煮」(380円・写真左上) 「九州 明太子わさび漬け」(490円・写真右上)「東海 ばくらい鬼おろし」(490円・写真左下)「九州 カラスミ」(590円・写真右下)

日本各地から厳選された地酒とおつまみがテーブルに整ったところで、乾杯!
100種類の日本酒の中から2人ともがセレクトしたのは長崎県の重家酒造の「横山五十」。
「フルーティで軽やかな味わい!いやらさがない、華やかな風味が口の中に広がります」と感想を口々に漏らします。

その他、マッキー牧元さんが選んだ日本酒のひとつ、埼玉県の神亀酒造で作られた「神亀」。
「熟成された酒ならではの旨味を感じます。お酒好きには堪らないお酒」とご満悦。

そして、滋賀県の瀬古酒造で作られた「大甲賀」を飲み、「フレッシュでありながらマイルド。100Mを9秒台で走り終えるような素早さがある」と饒舌に語ってくれたのは小松さん。

平日は15:00から、土日祝日は12:00から営業している「AKATSUKI NO KURA」。早めの時間から日本酒を嗜む贅沢な時間を過ごせそうです。
新しい日本酒との出会いを通して、未だかつてない感動を味わってみてはいかがでしょうか?


ラーメンマニアなら絶対行っておくべき、魚介スープが絶品の「中村屋」

本日のはしご酒を締めくくるのは、 ラーメン業界でその名を轟かす人気ラーメン店「中村屋」。
海老名駅を出て10分ほど歩けば、中村屋の緑の暖簾が見えてきます。

最初はここ海老名でなく、1999年に神奈川県大和市にオープンした「中村屋」。
評判を聞きつけたマッキー牧元さんは開店まもなくして、大和市の第一号店に来店したことがあるのだとか。

席に案内され、一息ついたところで…ここはやっぱり、ビール(中瓶・600円)で乾杯!

ビールのつまみは、ツユが卵の黄身にしっとりと染み込んだ、あじ玉(100円)をセレクト。しばしラーメンの出来上がりを待ちましょう。

ラーメン通ならコレ。麺とスープを集中して味わえる「だしかけ 塩・醤油」

マッキー牧元さんが注文したのは麺とスープのみのシンプルな「だしかけ 塩・醤油」(650円)。
黄金色に輝くスープをゴクリと飲むやいなや「昔ながらの煮干出汁が効いている…!」とマッキー牧元さん。

じっくりとスープを堪能したあとは、ちぎった海苔(5枚・100円)を、メンマ(150円)と一緒にスープへ投入し…

ズズズッと勢いよく麺を啜ります。「細く切られたメンマと細麺の相性がよく、口当たりの良さが際立つ!」と感激。

そして2人から「豚肉の味がしっかりと出ていて、食べ応えがある!」と称賛されたのが、こちらの肉厚な焼豚(1枚・150円)。
ラーメンにトッピングするも良し、そのまま味わうも良しの一品です。

生姜スープとツルモチ麺が至福!「生姜塩らーめん」を「真空平打ち麺」で

一方、小松さんはスープに海老ワンタンが入った「生姜塩らーめん」(900円)を「真空平打ち麺」(+50円)で注文。
この冬季限定の「生姜塩らーめん」は特に女性客から熱い支持を集めているとのこと。

「中村屋」のオリジナル湯切りスタイル「天空落とし」。頭上高くから、茹で上がった麺を真下まで一気にふり落すようにして湯切りを行います。

店内は座席から調理場を見ることができるので、迫力満点の「天空落とし」をしている様を観劇するのも「中村屋」の醍醐味の一つ。

スープをひと飲みした小松さん。「ラーメンのスープって塩分が強めだから、ゴクゴク飲むことは少ないけど、このスープはあっさりしているので安心して飲めちゃう」。

さらに「生姜がたくさん入っているので、飲んだ瞬間体が温まりますね」というコメントも。

そして「平たいツルツルとした麵は、モチモチ食感で絶品!」と小松さん。麺をすくう箸が止まらない様子です。

スープから麺、ひいてはトッピングまで抜かりなく美味しい「中村屋」。
海老名を利用した際には、匠の技が光るラーメン「中村屋」へ行かないと損ですよ!

グルメ玄人なら相鉄沿線を見逃すべからず!

まとめ▼
相鉄沿線には多くの絶品グルメ店がひしめいています。
相鉄ユーザーだけでなく、都心に住んでいる人だってわざわざ足を運ぶ価値のある、名店揃いと言えるのではないでしょうか。
ぶらり途中下車をしつつ、はしご酒を嗜む…なんて大人の娯楽を相鉄線で味わってみてはいかがですか?

▼特設ページへリンクします
『相鉄線』初心者にもおすすめ!昔も今も愛される名店100 -supported by 相鉄グループ-

ライター紹介

いちじく舞
いちじく舞
1990年生まれ。フリーライター(編集) 音楽の専門学校を卒業し、銀座のホステスを経て OLを経験し、2006年ライターとして独立。 雑誌や、女性向けコラム、インタビュー記事 グルメレポート、体験記事など、幅広い分野で執筆活動を行う。
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